外観のリノベーションもできるって本当?

リノベーションをすることによって、今までよりもずっと快適に生活することができるというのは、ご存知ですよね?
一般的に、リノベーションというと、内装、間取りやレイアウトを自由にできるというものを想像する人が多いようです。
もちろん、室内のリノベーションを行うこともできるのですが、実は外観のリノベーションもできます。

リノベーションは内装だけではない!

一般的に、リノベーションと聞くと内装のことをイメージする人が多いと思います。
たしかに、内装も住みやすいようにすることができるのですが、実は内装だけでなく、外観もリノベーションすることができるのです。

せっかく、リノベーションによって、室内を快適な空間に変えることができたとしても、外観がボロいままでは魅力も半減してしまいます。

外観というのは、具体的に言えば、外壁を交換するということです。
外観を変えるのは、見た目をよくするだけでなく、しっかりとした意味があります。

外壁は、様々なダメージから家を守っています。
雨、風、地震、湿度などのダメージです。
外壁も劣化してくれると、家をダメージから守れなくなってしまいます。
劣化によって、雨水などが入ると、耐久性が落ちる、腐食してしまうなどのトラブルが起こりやすくなるので、外観を変えることはとても重要。

外観をリノベーションするメリットとは?

外観をリノベーションするメリットとは、どのようなものなのでしょうか?
大きなメリットとしては、見た目がよくなるということです。
中古住宅を購入して、内装だけリノベーションをしても外観が古いままでは、見た目が悪いですし、近所の人の目も気になります。
しかし、外観をリノベーションすれば、見た目もよくなりますし、近所の目も気にする必要がなくなるのです。

また、外観のリノベーションでは外壁などを変更することになるので、断熱性を高める、あるいは耐震性を高めるための工事も一緒にやりやすくなります。

中古住宅が、外観のリノベーションを行うことで、まったく違う見た目の家に生まれ変わるのです。
家というのは、長く住むものですので、リノベーションを行うのであれば、内装だけでなく外観にもこだわりを持つようにしましょう。

外観のリノベーションをする際には、外壁材の素材を知っておこう!

外観のリノベーションをする際に、知っておきたいのが外壁材の素材についてです。
外壁に使われるのは、1種類だと思っている人もいるかもしれませんが、実は色々な種類のものがあります。
よく知られているものであれば、モルタル、サイディング、ALCパネルなどがあります。
どれも同じではないのか?と思ってしまいがちですが、それぞれ特徴が異なります。

それぞれの特徴やデメリットについて紹介します。

まず、モルタルについてですが、モルタルは、水、セメント、砂などで作られた外壁です。
大きな特徴としては、防火性に優れている、職人によって手作業で仕上げるので、デザインの自由度が高い、サイディングのような継ぎ目がないので、綺麗などがあります。

デメリットとしては、汚れが目立ちやすい、ひび割れしやすいというのが大きなデメリットです。
また、職人の腕によって大きく完成度が異なるということもあります。

サイディングは、現在最も一般的に使用されている外壁です。
新築戸建て住宅の外壁の約75%以上が、サイディングと言われています。
サイディングにもいくつかの種類がありますが、よく使われるのが、窯業系サイディングです。
これは、セメントと繊維質を混ぜて、板状にした外壁材。

窯業系サイディングの特徴は、耐久性に優れていること、衝撃に強い、耐震性、防火性に優れていること、低コストであること、デザイン、バリエーションが豊富であることなどが主な特徴として挙げられます。

デメリットとしては、メンテナンスの頻度が高い(約5~10年に1度)、素材に防水性がない、熱が蓄積しやすいなどのデメリットがあります。
防水性や熱が蓄積しやすいというデメリットを解消するために、塗装などで補う必要があるのです。

ALCは、軽量気泡コンクリートです。
コンクリートといっても、通常のものとは違い、気泡が入っていて軽量。
主な特徴としては、断熱効果が高い、耐火性に優れている、軽量である、遮音性に優れているなどがあります。

デメリットとしては、モルタルやサイディングと比べると高価で、水分を染み込みやすいということです。
塗装などによってある程度の防水性を持たせることはできますが、寒冷地などの雪や雨などが多い場所には向かないと言われています。

外壁材はこのように、様々なものがありそれぞれに特徴やデメリットがあります。
選ぶ際には、それぞれの特徴やデメリットを理解したうえで選ぶのがよいでしょう。

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